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Tag: Once Upon a Time in America ~かつてからアメリカでは大統領はアンドロイド 11/10Selectsong by Starting Over/Raspberries

Once Upon a Time in America ~かつてからアメリカでは大統領はアンドロイド

さすがにこの時期は本業でクタクタになりblog小屋の店開きが不規則になることをお許し下さい。草臥れてはいますが寝込んではいないのでご安心下さい。

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米、大統領選挙が終わりましたね。予想通りオバマが勝利しました。オバマが勝利して喜ぶ日本の小浜市の市民とそれをニュースとして取り上げるNHKをはじめとした大メディアの質の悪さは相変わらずです。
予想通り接戦でした。この大統領選がもたらす政治的弊害は今後4年間出てくると言われています。二極化したアメリカ人の党派意識は互いへの憎悪が増幅されて行きます。3回に渡るテレビ討論会では、当初劣勢にあったオバマ大統領が盛り返し、共和党のロムニー候補を退けた。

しかし、スタンフォード大学政治学部のシャントー・アイイェンガー教授は、「(テレビ討論会の)ディベートは単に支持者の傾倒を強めるだけに過ぎない」と、国民の政治的な争点への無関心とアメリカにおける党派意識の強さを指摘する。党派意識が非常に強い中で、結果的に今回の大統領選が接戦のまま終わりを迎えれば、宗教観にも似た強いアメリカの党派意識=民主党員と共和党員の間には憎悪も。

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それぞれの争点をていねいに伝えるより、相手候補を激しく攻撃したといったことの方が新聞の一面記事になりやすい。選挙戦や世論調査など競争的な側面にだけ注目しているのだ。他国と比べて、アメリカには公共的な放送局が少ない。真面目な番組を観ているのは、人口全体の2%にも満たない。全国的なニュースは、コマーシャルを除けば1日20分ほど放送されているに過ぎず、残りはすべてエンターテインメント的なソフトニュースだ。アメリカ国民が政治に関して貧弱な情報しか持ち合わせていないのはそのせいだ。他の先進国では、公共放送の視聴者は20%ほどいるのが普通だ。日本のそれと似ているのは属国という使命からくるものだろうか。

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オバマ大統領が、接戦の末の勝利は、ねじれと言われる所謂、共和党多数の下院での抵抗が相変わらず続き、思い通りにはいかなくなる。オバマ大統領が唱えている社会福祉や教育、基礎研究への予算振り分けが限定されることになるのは間違いない。

簡単に主観を述べると、アメリカ合衆国はバラク・オバマよりも良い選択肢があったはずだ。しかし残念なことに、ミット・ロムニー氏はその条件を満たしていなかった。

かつて、アメリカでは、バーナード・バルークという富豪の株屋が、第一・第二次大戦を通じて、米国の金融経済と国際政治を動かし地球を廻した男たちのひとりとして、手腕を見せ付けた、彼らの一味はフランクリン・ルーズベルト大統領そのものをアンドロイドでも製造するようにつくりあげた。ニューディール政策から第二次世界大戦、そして国際連合、IMF、世界銀行までのシナリオを書き、演出した秘密グループのドンが彼である。書店に並んでいる二十世紀史のアメリカ史は事実、真実からかけ離れた読み物。すべてはこの世紀の工業超大国アメリカの政治中枢に巣食った、数名の者たちによって操られてきた。秘密結社の人脈などは変化しているが、からくりは今日でも変わってはいない。

大国アメリカの大統領という地位の人間を、いかに富豪とはいえ一介の株屋がどうしていとも簡単に造りあげることができたのか。これはアメリカという国だから可能なのだ。金と権力、多くの大統領はそのようにして選ばれてきた。東部エスタブリッシュメントの富豪たちは、米国社会のほとんどのポイントを抑えている。彼らの承認と援助を得ないのでは、資金もマスコミもついては来ない。  逆に彼らの十分なバックアップを得れば、大統領当選は容易になる。禁酒法時代からのマフィアのそれも同じ部類だ。アメリカ大統領選は紙芝居であると見ても大した誤りではない。日本でも同じ方程式だが、観客は子供のような愚かな国民なのである。

そのようにして選ばれた大統領であるがゆえ人種のるつぼであるアメリカを支える中産階級の事など何も考えていない。だから不満が爆発しかっての大きな青い空は翳りっぱなしだ。

生産、雇用、開発の歯車が噛み合い豊かな暮らしを生み出していた自信に満ちた雄雄しきアメリカは何処へいったのだろう。

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オバマも再出発ということで、今日は崩れかけた愛を修復させもう一度新たな愛を育みたいと願う男心を詠った詩をご紹介しましょう。Raspberries の“Starting Over”という詩です。作者は私のBlogでも何回かご紹介している。Erick Carmenです。Raspberries最後のアルバム1974年発表の”Starting Over”の表題曲でアルバムラストを飾る美しいバラードです。
この人は、ほんとにバラードを創らせたら素晴らしいですね。40年も前の詩なんて思えないけどそうなんだ。とにかくこれは聴いて下さい。

Starting Over

Lyrics:Eric Carmen

Used to feel so fuckin' optimistic
Till she said goodbye
Never thought a love like ours would die

Told myself I'd never love another
All I want is friends
But when we met I felt it all again

Though I am starting over under cloudy skies
I say hello to love
I'm seeing through different eyes
And if I had the chance to make one wish
And know it would come true
I'd start all over with you

Every evening I would watch the sunset
End another day
Let the nighttime wash my blues away

Buried my romantic inclination
Deep inside of me
Till I fell for you immoderately

Though I am starting over under cloudy skies
I say hello to love
I'm seeing through different eyes
And if I had the chance to make one wish
And know it would come true
I'd start all over with you

I remember all the good times
And the bad times spent together
Why remember all the old times
When the new times look much better

Much better

Though I am starting over under cloudy skies
I say hello to love
I'm seeing through different eyes
And if I had the chance to make one wish
And know it would come true
I'd start all over with you

With you

Starting Over

訳詩 yasushi Haruno

楽観視しすぎていたのかな
彼女から“さよなら”って言われるまで
2人の愛が消滅してしまうなんて思いもしなかった
自分自身には愛する人は必要ないと言い聞かせていたんだ
今はただ気さくに話せナチュラルで居られる友達が欲しかっただけ
でも君と出会った時 僕は新たな愛を感じてしまった

 僕はこの曇り空の下 再出発をしようとしてる
 遠く未来を見つめる瞳の向こう側に広がる愛に
 “ハロー”と言いながら
 そして もしも 願いを懸けられることが 1つだけあるとするなら
 僕はもう一度君と1からやり直してみたい
 
センチメンタルな陽が沈む 夕暮れ時
今日の日は終わりまた新しい明日に心を託す扉は オレンジ色の空

夜の魔法の世界で僕のこのどうしようもない草臥れ痩せた想いを洗い流して欲しい
僕はロマンティックに考えるフィーリングを
心の奥深く見えない所に隠し続けてきたんだ
君と出会い愛を感じるまでは

僕はこの曇り空の下 再出発をしようとしてる
 遠く未来を見つめる瞳の向こう側に広がる愛に
 “ハロー”と言いながら
 そして もしも 願いを懸けられることが 1つだけあるとするなら
 僕はもう一度君と1からやり直してみたい

2人で過ごした全ての瞬間“幸せな時”“悲しい時”が脳裏を巡る
人はどうして昔の事を思い出して過去を引きずってしまうのだろう
目の前の新しい明日を切り開いてゆかなければ
陽のあたる場所にたどりつけない定めだからかな
ぶつかりあっても前に出る事が生きている証だと思うんだ 

僕はこの曇り空の下 再出発をしようとしてる
 遠く未来を見つめる瞳の向こう側に広がる愛に
 “ハロー”と言いながら
 そして もしも 願いを懸けられることが 1つだけあるとするなら
 僕はもう一度君と1からやり直してみたい 君といっしょに

君と

オリジナル youtube 音源 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=p19bB22LXC4



コメント

  • オバマさんが勝って良かったのか、悪かったのかもう少し先になならいと答えは出ないということですね。地球を廻す男たちはまだオバマでよいという結論だったのでしょうか。ラズベリーズの詩はいいです。最高にいいです。詩もメロも!yasushiさんお疲れ気味ですね~無理をされないように。 -- yu 2012-11-10 (土) 21:36:35
  • オバマへのお祝いの言葉のやりとり。

    野田 「再選おめでとうございます」

    オバマ「ありがとう。で、私へのプレゼントは用意したんだろうね?」

    そんなとこだろう、お土産はTPP参加か!野田よ! -- ムシャノコウジ 2012-11-10 (土) 21:50:33
  • アメリカはもはや伝統的なアメリカではない。50%のアメリカの有権者は、とにかく物をほしがっている。物がほしいのだ。彼らに物を与えるのは誰か? オバマだ。オバマはそれ分かっていて、乗じたのだ。

    20年前なら、オバマはロムニーのような立派な候補者によって完全に打ち負かされていただろう。白人の権力者層は今や少数派になってしまった。そして有権者の多くが今の経済システムは自分たちにとって不公平で、とにかく物をほしいと感じている。

    白人の権力者層は、さまざまな肌の色をした物欲まみれの人々によってバラバラにさせられたと言いたいらしい。白人層が広がらなかったため勝てなかったと認めたにも関わらず、オライリーはオバマの支持者を同じアメリカ人だとは見ずに、画一的な反対勢力だと捉えているわけだ。

    -- マカダミアンシュリンプ 2012-11-10 (土) 23:22:24
  • 確かにオバマがかって日本の小浜市が便乗で喜んでるのは嘆かわしいしそれをどうどうとゴールデンタイムのニュースで取り上げるメディアの低脳ぶりにはため息も出ない。

    TPPは当然せまってくるしオスプレイもガンガンとばすぜい!

    再生の詩なんだね。内省的ないい内容の詩だな~ -- トロイメロイ 2012-11-10 (土) 23:35:50
  • 選挙前の討論会で「ジャパン」という言葉が一度も出なかったのは、米国にとって、日本のプレゼンス(存在感)が低下していることの表れだ。1980年代、いや90年代初頭でさえ、日本はまだ東アジアのリーダーだった。だが今や、経済力が落ち、台湾や韓国などへの技術支援もできない。日本は、自ら東アジアでの中心的役割から降りてしまった。

    -- kouji 2012-11-10 (土) 23:56:06
  • バラクオバマ政権では何も替わらない。アメリカの国民も日本と同じ騙されやすい愚民ということ。

    オバマの場合は、接戦の末に勝つたので共和党多数の下院での抵抗が相変わらず続き、思い通りにはいかなくなる。オバマ大が唱えている社会福祉や教育、基礎研究への予算振り分けが限定されることになるだろう。

    ラズベリーズの曲はいつきいても木苺のように瑞々しさがあっていいね!またいい訳をありがとう。 -- 応仁のLAN 2012-11-11 (日) 09:48:51
  • 詩が素晴らしい! 感動的です!! -- ももこ 2012-11-11 (日) 15:52:37
  • 大統領はアンドロイドってか。確かに。日本の総理は首ふり人形だ。
    接戦を制したのでオバマも今は気分よくしてるかもしれないが、難題山積みだよ。
    この大国を動かすやつらに媚をうってたんじゃ埒があかねえな~!!

    70,sの懐かしい詩をありがとう。これは離婚した私には痛烈に胸に沁みる歌詞です。 -- ホットチョコレート 2012-11-11 (日) 16:52:23
  • いい詩ですね~訳詩のセンスが光る。流石です! -- れいん 2012-11-11 (日) 16:53:30
  • オバマさんが再選ですか、沖縄のオスプレイはじゃああのまんまだね。本国ではかなりブーイングの対象で大規模デモもされて、日本の野田とそんなかわんないかもしれないそれをちゃんと伝えられない日本の大メディアこそ大問題だ。

    -- main man 2012-11-11 (日) 18:24:50
  • yasushiさんのBlogの根底にあるひとつがアメリカ、徹底的に批判しているのは愛情表現みたいなもの。この人はきっとアメリカという国に憧れて色んな角度から情報を得て勉強した結果その姿が露わになった。何とかして建国時の誇り高き大きな青空の似合う大国に再生して欲しいと願っている1人だと思う。

    私も同じような感覚でいるからわかります。”Starting Over"素晴らしい詩、メロディーそして訳詩です。
    お忙しいようで無理はなされないように。 -- 天然アロイ 2012-11-11 (日) 21:40:59
  • う~~NN!いい詩だね~泣かせるような。なんか大統領とか一国の指導者が操られてるなんて全くこの世はどうなってんのかね~
    野田ぶーはもう完璧くたびれた顔してんね~なのに心は見せません!などと粋がってあほ! -- れい 2012-11-11 (日) 22:34:06
  • う~~NN!いい詩だね~泣かせるような。なんか大統領とか一国の指導者が操られてるなんて全くこの世はどうなってんのかね~
    野田ぶーはもう完璧くたびれた顔してんね~なのに心は見せません!などと粋がってあほ! -- れい 2012-11-12 (月) 02:36:49
  • アメリカの祈り。この国がちゃんと未来を見つめて動き出さなければ属国である日本が上手く転がるわけが無い。
    オバマでは無理だな~。
    モルモン教徒。アメリカと言う国権力、金、宗教だからね。

    -- 平成ジュニア 2012-11-12 (月) 21:47:48
  • 野田のオバマへのお祝いがTPPか!

    この男は国民生活を破壊しただけでは飽き足らず国自体を売り払おうとしているどうしようもない売国奴。TPPは貿易自由化の世界の潮流に逆らってアメリカ救済経済ブロックを作るに過ぎない、アジアの時代にアジアに背を向ける政策は国を滅ぼす。

    -- ソドム 2012-11-12 (月) 22:05:39
  • yasushiさんのアメリカへの思いいれは理解出来る。私たちの世代は皆、アメリカンナイズされた音楽、文化、ファッション、住空間、家庭に憧れたものだ。

    アメリカと言う国は、イギリスの植民地として犯罪人の流刑地として送り込まれて作られた国であり、先祖をたどって行けば犯罪人に当たる確率が高い。だからアメリカ人がアングロサクソンと言うエリート意識を持つ事自体がおかしい。ましてやWASPでないからといって大統領を暗殺する権利は無い。WASPと言う言葉自体が差別的な意味を持っていますが、それほどアメリカの大統領はWASP神話によって作られて来た。

    特に日本は、「鬼畜米英」と言う言葉が示すとおりアメリカとイギリスを一体化してみる傾向がありますが、民族的に見れば、今回の大統領選挙に見れば分かるようにイギリス系アメリカ人でプロテスタントという人がいないのは偶然ではなく当然なのだろう。外交評論家の中にも「アングロサクソンとの同盟が大切だ」と言うのもおかしな事であり、アメリカとイギリスとでは民族的にも宗教的にも異なる国を一緒くたにするのは間違っている。

    -- 縄文原人 2012-11-12 (月) 22:14:48
  • オバマなあ。なんのこたあない。なんもかわらへんて。アメリカの大統領は外面だけええやつでええねん。動かしとるやつと違うんやさかい。

    はやい話が野田もオバマもかわらへんちゅうこっちゃ。顔の大きさはだいぶちゃいますけどな。

    またカルメンさんの泣かすような詩持ってきましたなあ。確かに男はまじめにこんな思いしよっても女は別れ際はシビアやで。平気ではいさよならや!
    ま、男の美学やけどな。 -- こうたろう 2012-11-13 (火) 23:25:14
  • いい詩だ。感動した! -- マフィン 2012-11-16 (金) 20:58:02
  • すばらしい訳だ!!読んでて涙がとまらない~ -- JJ 2013-03-10 (日) 18:26:53
  • この詩もいい訳してる。 -- ホットチョコレート 2013-04-13 (土) 23:00:38

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